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設立趣意 |
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大量生産・大量消費の時代の終焉とともに、建築主の価値観は、多様化してきています。バブル経済崩壊後も比較的活発な動きをみせてきた「新設着工数」は、平成8年の消費税駆け込み需要を最後に、減少の一途をたどっています。さらに、これに拍車をかけるかのように、メーカー住宅、地域工務店、建築家住宅と選択肢は増え続け、まさに今、業界混迷の時代が到来しています。
自動車業界は、人力車〜馬車〜幌馬車〜エンジン〜エアコン〜音楽〜安全装置〜自動運転〜環境対応!と進化を続けていますが、わが国における建築様式の未来形は、未だ断言できるものがみえてきません。古民家再生、欧風建築といった個性の志向もあれば、低価格を志向する動きも否定できません。こだわりと低価格との二極化!これらは、何かに収れんされる前の一現象なのでしょうか。
建築業界固有の緊要な課題の一例として、受注コストの問題があります。注文建築の場合には、打ち合せコスト(人的コスト)が、大きく存在します。「無」の時点で「将来予測」を販売することから、業界全体の成約率は、僅か5%とも言われます。膨大な受注コストは、建築費に反映され、結局ユーザーがこれを負担します。建築業界の合理的受注システムが待たれます。
日本建築デザイン品質学会は、「設計と施工」「デザインと品質」を主軸に、経済、経営、営業、IT、文化、福祉、地球環境といった多分野からの研究を行い、業界固有の課題克服に向けた施策を提案していくとともに、混迷する業界の見えない未来の道標となり、広く社会に貢献します。 |
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平成20年9月吉日 |
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